自分で作って自分で食べる、全部やる

今年はなんだかたくさん田植えしました。
大小さまざまな田んぼを5カ所。

昨日、僕の手伝ってる田んぼでは
最後になる田植えが終わりまして、
とりあえず、ひと段落という感じです。

手植えしたのは全部で7反ほど。

それに関わった人はた〜くさん、
のべ80〜90人くらいじゃないでしょうか。
小学生から90代まで、まさに、老若男女!

それは田んぼがつなぐ結いの片鱗です。

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田んぼを経験する

我が子に田んぼを経験させたい、
という若いお父さんお母さんも多いみたいです。

素晴らしいことだと思いますね。

いつもの持論ですが
生きていくための最強のセーフティネットの一つ、
それが田んぼです。

田んぼで米を作って
できた米を食べる、
その一連のつながりを感じることが
大事じゃないでしょうか。

作るだけ、食べるだけ、じゃなくて、
両方やるんです。

できれば田んぼの作業も
一年を通じて関われればサイコーでしょうね。

田植え、稲刈りだけでも
楽しいし、素晴らしいですが
他にもたくさんの工程を経て
やっと口に入る形になります。

さらにそれを料理して、
やっと食べられる状態になります。

全部、体験できたら
それはもう、素晴らしい経験になるでしょうね。

人生の見えないベースになる

人生にはセーフティネットが必要です。

セーフティネットがあればこそ、
人生にチャレンジできるんです。

お金の海に乗り出すことも
まだ誰も歩いてない道を行くことも
一人で歩いていくことも。

チャレンジするためには
ベースになるものが必要です。

僕の思う人生のベースは
米を作る、家を建てる、という経験です。

それがあれば
最悪、何かに失敗しても
田舎に引っ込んで適当に死なない程度に
やってきゃええわ、、って
心のどこかで思えるから、
全力で好きなことにチャレンジできるんです。

それは何かとんでもないことが起こっても
道を踏み外さない、ということです。

必要なのは経験

田んぼができるスキル、
家を建てるスキルが
必要なわけではありません。

必要なのは
頑張ればできるっしょ、
みたいなふんわりとした自信です。

昔、みんなでやったことあるな、、
たぶん、今でも頑張ればできるんじゃないかな、、
って感覚。

だから、本当に大工さんになる必要はないし
一旦、農家になる必要もありません。

必要なのは
そういう生き方もできるって選択肢を
持っているということ。

この道しかない、、
という視野狭窄状態、
思い込みでがんじがらめの状態が
一番危ないでしょうね。

だから、、
義務教育にあったらいいと思うのです。

自分たちで小さな田んぼをする1年、
自分たちで小さな家を建てる1年、
そんなの、どうですか。

夜、蛍が部屋に舞い込んできました。
黄緑に光ってるの、見えますか。
中央からちょっと右。

ではまた明日〜
いつもご訪問ありがとうございます。

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