選別計量機をぶっ壊した話

いや〜久々にやらかしたましたねぇ。。

籾摺りの季節でありまして、
昨日から籾摺りしてるのですが
やっちゃいましたよ〜

選別計量器をぶっ壊したって話です。

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選別計量機って?

うちの籾摺りマシーンの構成は、
籾摺り機、石抜き機、選別計量機、
って感じです。

籾摺り機と石抜き機は
名前の通りなんですが、
選別計量機って何?
って思うかもしれません。

この選別計量機が結構重要で、
選別しつつ、計量してくれるのです。

ってそのままなんですが、
選別というのは
粒の大きさで選別します。

グレーダーって言ったりもします。

小さい粒だけをはじいて
取り除いてくれるわけです。

小さくて取り除かれた粒は、
くず米とか小米(こごめ)って言ったりします。

草の種なんかも同時に取り除かれます。

選別されて残った良い粒は
設定された重量で袋に入ります。

例えば30kgに設定すれば
その量で自動的にストップします。

そんな選別計量機の話なんですが。。

やっちゃった、、

どうも、前のシーズンに
ちゃんと掃除してなかったようなんです。

普通は稲刈りが終わったら
全部を玄米にしちゃうので、
籾摺り関係の機械も年に1回使う感じなんですが、
うちは籾付き保管なので何度も使うんです。

それで最後に使った後は
ピカピカにお掃除する必要があります。

その最後のお掃除を忘れていたらしく、
機械の中に米粒やらヌカやらが残ってたんです。

梅雨から夏場になると
そんな残留物に虫が湧きます。

米が溜まってるところが
虫の巣みたいになっちゃって
それがふかふかの土みたいになり、
さらに金属を錆びさせて
計量機の中は大変なことになっていました。

しかも、、

それだけならまだ掃除して済むかもしれませんが
駆動の軸が固着してしまって、全然回りません。

バラしていろいろやってみたのですが、全然ダメでした。

古いけどまだ使える機械だったのですが、
虫たちにやられてしまいました。

全ては自然に還っていく?!

錆びた機械内部を見て
あぁ、、こうやって全ては自然に還っていくのだな、、
とか思いつつ、
知り合いの中古農機具屋さんに
似たような機械があったなぁ〜と思い出して電話。

あるよ〜ということで
すぐに買いに行きました。

とりあえずそれで事なきを得たのですが、
掃除さえしていれば
こんなお勉強をすることにもならなったような、、

ま、いい勉強になりました。

そして、中古農機具はやっぱり良いですねぇ。。

大変助かっております。

インバーター内蔵でなんかいいらしい、、
これが選別計量機。
現行機種を新品で買うと30万弱。
今回はオプション付きで4万円ほどでした。

ではまた明日〜
いつもご訪問ありがとうございます。

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