文化人類学ってのを
勉強している友達がいまして。
昨日いろいろ話してたんですが
これがめちゃ面白いんですよ。
文化人類学ってのは、、
少数民族なんかの生活を観察して
そこには僕らの常識、普通とは違うことが
たくさんあるわけです。
そういう違いから
僕ら自身を振り返る、というか、
そんな感じかな?
実際にフィールドワークとして
いろんなところに行くらしいのですが、
今度マレーシアに行くらしく。
↑この本に紹介されている
プナンというところに行くらしいのです。
プナンの人々は狩猟採集民族。
ただ、獲って採って食べる生活。
そこでは時間の概念がなく、
年齢もよくわからないし、
たぶん長生きや健康にも興味なく、
所有の概念もないのです。
話を聞いていて一番興味深かったのは
ビッグマンという概念。
プナンの人々の中では
何も持たない人が尊敬されるらしいのです。
何かをもらったりしても、
それを誰かにあげちゃう。
そういうことをガンガンできる人が
ビッグマンと言われて尊敬されるのです。
お金や物や思想でガチガチに
自分を飾って大きく見せる現代人とは真逆、
という感じでしょうか。
そんなプナンの人々の話を聞いていると
あまりにも興味深くて。
僕らは社会を便利に進化させてきて、
その過程であれ?この便利さとかって本当に要るんだっけ?
って気づいたわけです。
それで時代を逆行するように
所有を減らしたり、田舎に引っ込んだり、
一次産業に興味を持ったり、
そんな人が増えてきた昨今であります。
そんな人たちの未来を
僕はイナコメという本で書いたつもりです。
だけども、そもそも、
そんな未来をすでに生きている社会があるのです。
いや、それはもともと、あったのです。
僕らは随分と回り道をして
そこに辿り着こうとしているけども。
こういうのって
すごく面白いと思うのです。
面白いというのは、
文字通り、ダハハハ〜〜と笑っちゃうって感じ。
すごく面白い。
そして、世界中が植民地にされて
一つの文化に染められたのにも関わらず
なぜ、暮らしを変えなかった人がいるのか。
きっと、プナンの人々も
お金やなんやの懐柔にあってきているはずなんです。
でも、そんな誘惑に騙されずに
今も淡々と生活している。
それはやっぱり、ビッグマンという概念が
大きいんじゃないか、と思ったのであります。
まだ、本も買ったばかりで
ほとんど読んでないのだけども〜
この本も面白いらしいです。
要は人類学とは、
人の振り見て我が振り直せ、みたいなことでしょうか。
いや、知らんけど〜〜

ではまた明日〜
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