いや〜時代は変わったのです。
「おしん」の時代とは違うのです。
いや、「おしん」って観たことないですけど。
辛い、苦しい、我慢ばかりが人生じゃなくて良いのです。
なんで昔は、他人に攻撃的な人が多かったんだと思いますか。
それは社会全体が貧しかったからです。
だから凶悪な事件も今よりよっぽど多かったわけですね。
実は清貧思想ってなかなか難しいのです。
そうできる人もいるでしょうが、ほとんどの人は貧しくなると、清くいることができなくなります。
自分の身や自分の大切な人を守ろうと思ったら、他者から奪ってでも生き残ろうとするのです。
それは、あらゆるものの間に境界線を敷いているからですが、それはまた、そのうちにお話します。
そうやって、社会全体が貧しければ、社会とは一人ひとりの集まりですから、要はそれぞれの考え方も貧しくなりがちです。
みんな、余裕がないのだから仕方ありません。
それに対して現在はどうでしょうか。
食うに困らないでしょう、別に。
最近では貧困が問題になっていますけど、食べるものがなくて野垂れ死にする人はほとんどいません。
そんな世の中の状況って、人類史上、素晴らしく稀なんじゃないでしょうか。
僕なんか、なるべく働かないとか公言してるんですよ。
それで、全然死にません。
だけど、これが100年前だったら、そうはいかなかったでしょう。
だから時代はもう変わっているんです。
貧しかった時代の思想だけを引き継ぎ続けている必要は全くないのです。
生き方をアップデートしちゃっていいのです。
野垂れ死にする人がほとんどいないと言う事実、それ一つで現代が豊かであると言うには充分でしょう。
山口周さんが言っている「高原社会」と言う考え方も面白いですよ。
それなんですかって方には、動画でも貼っておきますので、ぜひ見てみてください。
面白いですよ。
だけど、現代は豊かで素晴らしいなんて言うと、いやいやそんな事は全然ないでしょうと思う人も多いでしょう。
それは多分、時代の悪いところだけを取り出して並べているんです。
いつものマスコミですよ。
良い事は言わないんです。
世界はこんなにも改善しているって事は一切言いません。
もう少し社会の中の良いことに目を向けた方が楽でしょうね。
何が「良い」かは、考える、すり合わせる必要がありますけども。
時代の悪い面だけを見て、古い価値観をずっと引きずるなら、それは悪いとこ取りです。
どうせなら、良いとこ取りがいいんじゃないでしょうか。
今も昔も、良いとこ悪いところはどうせ必ずあるんですから、普通に考えたら、いいとこ取りの方が良いに決まっています。
人間はほっとくとネガティブに考えます。
それは生存するための本能ですから、別に悪いことじゃありません。
無理にポジティブに思う必要もないでしょうが、そういう本能を持っているというのは意識していてもいいと思います。
食料問題とか、エネルギーの問題とかそら〜いろいろありますよ。
よっぽど心配なら自分で作るしかないでしょう。
畑でも始めたらどうでしょうか。
都会に住んでいてそんなことできないなら、農家と直接つながってください。
スーパーで買い物せずに、なるべく農家から直接買ってください。
もっと踏み込んで言うなら、なんで都会に住んでいるんですか?
そういうことにも向き合ってみてください。
いや、それはボス級の問いですね。
小さな雑魚問題から一つずつ考えていった方が良いかもしれません。
何の話でしたっけ。
ま、時代は変わりましたね、ってことですよ。
山口周さんの動画見てくださいね。
あなたの頭をいい感じにシャッフルしてくれるかもしれませんよ。