毎日の生活が大事じゃないか?

毎日の生活が大事です。
淡々と粛々と。
まぁ、無理に淡々とする必要もありませんけども。
逆に、ジェットコースターみたいな毎日が好みなら、それも良いですね。
僕の好みは、坦々の方ですが。

朝起きたらカーテンをシャッと開けて、天気が良ければ窓も開けましょう。
洗面を済ませて朝の掃除です。
僕の好みは雑巾掛けです。
フローリングを、修行僧か小学生の掃除時間のように雑巾がけします。
家中の全てがピカピカになります。
朝ご飯の準備をします。
前の日の残り物やぬか漬けや味噌汁、最高の朝ご飯です。
午前中は外仕事です。
ひと汗かかないと調子が出ません。
田んぼや畑、家の周りの仕事、冬の準備、やる事は無限にあります。
全部を完璧にこなすことはできません。
できる範囲でやりましょう。
ひと汗かいたら次は…

理想の1日を書こうと思ったんですが、めんどくさくなって、午前中くらいで終了してしまいました。
しかしこれはなんだか、小綺麗に撮られたイメージビデオみたいで全然面白くないですね。
やっぱりちょっとした問題というか、そういうスパイスがないといけないのかもしれません。
昨日はネット見てたら夜更かししてしまい今朝は寝坊したとか、朝から奥さんの機嫌が悪いんだが…とか卵かけご飯にしようと卵を割ったら味噌汁のほうに入れちゃったとか…。

理想の生活がどういうものなのかよくわかりませんが、それでもずっと続くその毎日が重要なのは間違いありません。
その毎日こそが、人生なのですから。
ジェットコースターでも坦々な毎日でもどちらでも良いのですが、それを味わいたいのです。

だから、日々の生活を無為にするというか、やる気をなくすというか、そういうものには気をつけています。
僕にとってはまず、酒ですね。
もう5年ほどになりますが、酒はやめました。
これは僕の体質に起因するものですから、みんながやめる必要はありません。
あとは情報端末、スマホですね。
この扱いにはかなり気をつけています。

休みの日は布団でごろごろしながらスマホを1日中眺めているとかありませんか。
そんなことをしてたら、1日なんてあっという間に過ぎてしまいますね。
毎日フルタイムで仕事して疲れてるんだから、休みの日くらいゆっくりさせてくれ〜、なんて言うかもしれませんが。
なぜフルタイムで働く必要があるのか、少しずつ考えてみていただきたいですね。
その前に、スマホで思考能力を奪われた状態になっているでしょうから、スマホをひっぺがした方が良さそうですが。

スマホは僕たちのやる気のもとを、ごっそり根こそぎ持っていきます。
「スマホ脳」と言う本が以前売れました。
知らない人は読んだほうがいいです。
YouTubeで解説している動画はたくさんありますから、それをスマホで見るのもオツです。

詳しくは誰かの動画にお任せするとして、とにかく毎日が大事です。
それが人生なんですから。
その毎日の中身は人それぞれ好きにしたら良いのです。
だけど、スマホだけは気をつけてください。
昔で言えばテレビですが、もっと強烈なのがスマホです。
テレビばかり見てるとバカになるとは半分真実だと思いますが、スマホはその上を行きます。
それも桁違いに、です。

ドーパミンがダダ漏れになっています。
SNSも気をつけてください。
ドーパミンがすべてのやる気のもとなのです。
朝起きてシャッとカーテンを開けられるも、朝から雑巾掛けができるのもドーパミンです。
ドーパミン先生がいないと、僕たちは毎日という人生を味わえないのです。

スマホをシュシュっと操作するたびに、脳のドーパミンが消費されていきます。
ドーパミンの量は有限です。
スマホで使いまくっちゃったら、生活するためのやる気はなくなってしまいます。
布団とスマホとWi-Fiがあればそれでよくね?みたいなのは末期症状です。
そう、それは病気なんです。

iPhoneを作ったスティーブ・ジョブズは、自身の小さな子供に情報端末を持たせませんでした。
その意味を考えた方が良いでしょう。
現代社会にはたくさんの罠があります。
もう、そこら中に罠があります。
現代は人々のドーパミンを利用したビジネスだらけです。

渋谷スクランブル交差点に、でっかい広告が流れていますね。
あれに広告を載せるのに一体いくらかかるのか、僕は知りません。
だけど、すごく高いでしょうね。
俺も渋谷スクランブルに看板の一つでも持てれば、少しは儲かるかもな〜なんて思う人もいるかもしれません。
でも、なぜ、渋谷スクランブルの広告は高いのだと思いますか。
それは、たくさんの人がそこに集まっていて、その広告がたくさんの人の目に入るからです。
だから、高いお金を払って広告を流しませんか、という営業をかけられるわけです。
ということは逆に、たくさんの人を集めることができれば、そこに広告を出しませんか?と言うビジネスが成り立ちます。
ずっとそれをしていた代表がテレビです。
面白いテレビ番組を作って、みんなをお茶の間に集めて釘付けにして、その合間にCMが流れるのです。
テレビ関係の会社は儲かっていましたね。
SNSはそれと同じことをしています。
スマホの中のSNSの中に、人をたくさん集めるのです。
それで、人をたくさん集めたから、ここに広告を出しませんか?というビジネスをしているわけです。
そのビジネスが悪いわけではありませんが、その人を集める、釘付けにする方法が時代とともに桁違いに洗練されてしまったのです。

SNSの体験は人々をそこから離れられなくします。
1日の中で、暇さえあれば何度も何度も、それを開きたくなります。
なるべく、そこに居るように仕向けられているのです。
なるべく、みんなにそこにいてもらった方が儲かるのです。
これはSNSだけではありませんよ。
今は人々を依存症にするビジネスだらけです。
それらは周到に準備され、優しい言葉、甘い誘惑で僕らを誘っています。
人生を盗られたくなかったら、お気をつけください。

ドーパミンビジネスの原理は基本的には全て同じですから、その原理がちゃんと理解できればすぐに見抜くことができます。
ただ、そんな人はなかなかいないように見えますから、気をつけるに越した事はありません。
とりあえずこの動画でも見てください。

初めて聞きましたって方には、とりあえずこの動画がわかりやすいか、と。
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左からツルムラサキ、オクラ、モロヘイヤ。
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