百姓は、土地から離れられない

だんだんと寒くなってきています。
今年も冬が来ますね。
毎年、冬になると、南の島へ行きたくなります。
どこか暖かいところへ。
この村の冬は厳しいのです。
もっと厳しい地域はたくさんあるのでしょうけども、そう思ってもやっぱりつらいです。

YouTubeでも、田舎暮らしを配信する人は結構いますよね。
割と人気のあるジャンルなのでしょうか。
だけど、田舎暮らしやめました、みたいな人も結構多いです。
その中でも、冬の寒さに耐えかねて、というのは多い気がします。
特に古い家は寒いですからね。
古民家とか特につらいです。

うちは古民家ではありませんけども、大した断熱も入っていなくて寒いです。
リビングに昔ながらのアルミサッシの大きな窓があって冷えまくります。
内窓を作って多少はマシになりました。
薪ストーブを焚けば暖かいですが、ボタン一つで火が付くわけではなく、何より薪の確保が大変です。

そういう暮らしもたまにならいいかもしれません。
あるいは家族が多くて、それぞれに生活のスキルがあって作業分担している、みたいな状態ならうまく回るかもしれません。
だけど、現代の核家族+田舎暮らしの組み合わせは、かなりつらいですね。

2、3年前までは何とも思っていなかったのですが、この村に移住して10年になり、そんなことを思うようになりました。
歳をとって、そう感じるようになるのでしょうか。
田舎暮らしにも飽きてしまったのでしょうか。

農業をやっていると、土地から離れるのが難しくて、どうしても土地に縛られてしまいます。
農耕民の宿命です。
その辺ももう少し自由になったらいいなぁとも思いますけども。
まぁ、いろんな可能性を考えていきたいと思います。

著:ダヴィッド・ヴァンデルムーレン, 著:ダニエル・カザナヴ, 翻訳:梶山あゆみ, その他:ユヴァル・ノア・ハラリ
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