具現化する楽しみ

僕は今、45歳です。
想像していた45歳とはちょっと違うかも、と思っています。
結構楽しいんですよ。
割と何でも楽しくなっちゃうっていうのは、僕の才能かもしれません。
だけど、何もせずともそうなるというよりも、楽しくなるように段取りしている感じです。

今の世の中で生きていくと、いろいろ吸い取られちゃうんです。
だから、ちょっと工夫が必要です。
僕には、そんな工夫や段取りをする才能があったのかもしれない、そんなふうにも思います。

思い返せば、20代や30代は今のための助走期間だった気もします。
その当時には、そんなことは全く思いませんでしたが。

人間の肉体は20歳前後で完成しますが、頭の完成は30歳前後なんだそうです。
ここで言う完成とは、そこがピークという意味ではなく、準備完了という意味です。
肉体も頭脳も、年齢に関係なく、いくつからでも発達することがわかっています。
筋トレも脳トレも、年齢は関係ないということです。
もちろん、発達するスピードは落ちてきています。
だけど、いくつになってもスタートできないことは何もないのです。

僕は、自分の40代の人生がこんなにも面白いとは想像していませんでした。
刺激的で、あらゆることがクリアで、何が起こるかわからないけど、僕好みの淡々とした生活。
ふふふ、これちょっと自慢です。

それはやっぱり、具現化する、ということなんです。
頭の中や机の上、空想のアイデアを現実にするのです。
それは一度やったら終わり、ということではありません。
「毎日」です。
毎日、少しずつ没頭するのです。
15分でも30分でも1時間でも、どうにか時間を作って、無理やりでも生活にねじ込むのです。
スマートなやり方も、力技も、何でも駆使して具現化するのです。

だから、継続が大事です。
毎日できる環境や状態をどうにかして構築するんです。
そんな段取りができれば、後は気合と根性で毎日やるだけです。
特に、人間のホメオスタシス(恒常性)を乗り越えるまでの3ヶ月間は、とりあえず気合と根性です。

軌道に乗ってしまえば楽なものです。
次のチャレンジに思いを馳せることも出てくるでしょう。
そして、半年や1年と続ければ、新しい自分、新しい景色が見えてきます。
2年、3年と続ければ、世界は自分で作ることができる、と実感するかもしれません。

今日の文章はちょっと煽り気味かもしれません。
でも、本当にやってほしいんです。
そんな人が増えたら、めっちゃ楽しいと思うんです。
「楽しい」というのは、僕がまた楽しくなるという意味でもあります。

できる人、できない人、いろいろあると思います。
でも、僕の文章をわざわざ見に来てくれるようなレアな皆さんは、結構いける人が多いと思いますよ。

継続して具現化する楽しさをぜひ味わってほしいと思っています。
そのためにも、哲学ワークショップやプチビジネス同好会、瞑想お茶会など、さまざまな企画もしていきますので。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
お楽しみにどうぞ。

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