たまにモーニングページ

毎朝文章を書くことは、僕にとって1日を始める儀式とでも言いましょうか。
毎日の日課となっています。
だけど、どうしても書くことが思い浮かばない、ぼーっとした朝もあります。
そんなわけで、最近はたまに書かない日もあるのですが、何も書かないのもどうも気持ち悪いのです。
それで、そんな日はモーニングページというのを書いています。

モーニングページは、『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』(ジュリア・キャメロン著)という本で紹介されているメソッドです。
この本の原題は「The Artist’s Way」。
アーティストに戻る道とでも言いましょうか。
自分の中のアーティストを忘れているだけ、それを取り戻す実践的な方法が書かれています。

モーニングページという手法にはお世話になりました。
個人的には「断捨離」「瞑想」「モーニングページ」が、覚醒を促す3大セットと思っています。
まぁ、これは完全に人それぞれですけども。

その中でも、モーニングページは、自分の思考(雑念や自我と呼ぶ人もいるかもしれません)にフォーカスします。
やり方は簡単です。
A4のでかいノートに3ページ書くのです。
何を書くかというと、自分がその時に思ったことを全部書きます。
ちなみに、思考は狡猾でありまして、そんなことを思うと急にシーンとなったりします。
見られると急にモジモジする恥ずかしがり屋さん、という感じでしょうか。
いつもはあんなに「あーでもない、こーでもない」とずっと言っているのに。

何も思い浮かばないのなら、何も思い浮かばないと書きます。
同じことを何度も書いて構いません。
とにかく書いて、書いて、書きまくります。
ミミズの這うような汚い字でいいです。
誰に見せることもありませんし、自分で読み返す必要もありません。
とにかく書きまくります。

これ、実際にやってみるとわかりますが、ザ・修行という感じです。
めっちゃ大変です。
それでもコツを掴むと結構書けます。
自分の思考を眺めるのが上手くなっていきます。
ちなみに、A4ノートで3ページ書けというのは英語圏の話で、日本語ならB5ノートでいいんじゃないかと個人的には思います。
B5でも十分に大変ですから。

僕がモーニングページに取り組んでいたのは、10年以上前のことです。
その当時、断捨離は数年、瞑想を2年ほど続けていたと思います。
そして、モーニングページを3ヶ月ほど続けたある日、僕は気づいてしまったのです。
観念が世界を作っていたことに。
思考は、とんでもない力を持っている、と。
ここまでなら、いわゆる引き寄せの法則です。
だけど同時に、何を善とするかも自分の中にあることにも気づきました。
要は全部、あらゆる全てを自分で決めていただけだったのです。

そんな気づきがあって、例の3点セットは一旦終了しました。
その後は、ぼちぼちと生きています。
悟るのもいいし、悟らないのもいいのです。
オールオーケーです。

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