プチビジネスと現代の間

昨日、プチビジネス同好会の第一回ミーティングがありました。
いやー、面白かったです。
もしかすると、僕の目論見は的中しているかもしれません。
僕の目論見とは、プチビジネスは1人でやっていても面白いけど、みんなでやると最高、ということです。
そして、いつも書いている「才能のない人なんていない説」の確かさを改めて感じる時間となりました。

みんな感じることや思うこと、好きなこと、興味のあることが全然違うんです。
なんと素晴らしいことでしょうか。
これがプチビジネスの源泉です。
それは一人ひとりの間にある「差」のことです。
この世に同じ人は1人もいないのです。

その「差」が才能です。
誰かにはできないけど、自分にはできること。
そんな才能を持ち寄るんです。
個性を最大限にこれでもかと尊重する、といってもいいかもしれません。
それは究極のダイバーシティです。

だけど、現代社会は一人ひとりの才能を発揮できるようになっていません。
いま、才能という言葉には余計なものがついて回っています。
才能を発揮するならお金を稼げるはずだとか、誰かの役に立つことでなければならない、とか。
だから、そうじゃない才能を毎日発揮していると、きっとこう言われます。
「あなた、そんなことばかりしてないで、ちゃんとしてください」と。
「ちゃんとして」の部分には、社会人なら「働いて稼げ」という意味が含まれるでしょうし、学生なら「勉強しなさい」ということになるでしょう。

現代では役に立つこと以外は才能とみなされないのです。
でも本当はそうではありません。
才能とはもっとシンプルなものです。
誰かにはできないけど、自分にはできること。
ただ、それだけのことなんです。
そこにたくさんの現代風の尾ひれがくっついているだけです。

プチビジネスは、自分の才能を見つけ出して発揮する機会になります。
初めはちょっとわかりにくいかもしれませんが、いろいろとやっていく中で、才能はどんどん発見されるようになります。
そのうちに止まらなくなります。
自分の労力と時間を使って、経験とスキルを手に入れるのです。
経験とスキルが自分の才能を自覚するための餌になります。
だから、いろんなことをやってやってやりまくると、餌はどんどん増えて、自分の才能が釣れるようになります。

ほんまかいな、と思うかもしれませんが、騙されたと思って少しずつやってみてください。
初めから稼ぐなんて事は、多分難しいです。
まずは、いろいろやってみましょう。
それがお金になるかどうかなんて、一旦置いておきましょう。
「お金になるかどうか」を考えちゃうのって、要は「そんなことばっかりしてないで」と自分自身に言い聞かせているってことです。
もしかしたら、社会の「普通」に毒されているのかもしれませんね。

自分の才能を発揮することを意識する人の群れ、それがプチビジネス同好会です。
やっぱりそれは楽しそうな試みであります。
ご興味ありましたら、ぜひご参加ください。

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