まじで自由な時代になる

AIの使い方なんかを勉強していると、すごい使い方がたくさんあります。
うまく使うと、自分の得意なことやしたいことに集中できたり、自分にはできないことがあるから無理、と思っていたことも実現できるようになったりします。
時代はまた変わろうとしているなぁと実感します。

江戸時代、日本人の8割は百姓をしていました。
みんな、田んぼや畑をしていたんですね。
農業以外にもいろいろしていたと思いますけども。
それと比べて、現代の農業従事者は1%程度です。
江戸時代と比べたら、79%の人は農業じゃなくて、違うことをしているのです。
いや、違うことができるようになった、というか。

江戸時代において、農業はやらねばならんことでした。
他に選択肢はありませんでした。
自分の好きなことをするんだ、なんて考えもしなかったでしょう。
逆に今は、もう好きなことをして良い時代になっているということです。

今から、さらに好きなことをしても良い時代になります。
自由度はさらに上がります。
苦手なことや好きじゃないことは、AIがやってくれる可能性が高いです。
だから、好きなことをやっちゃっていいんです。

だけど、残念ながら自由にできることの恩恵を享受する人は少ないでしょう。
なかなかそれに気づけないからです。
農業をする必要がなくなった79%の人たちの多くが気づかなかったのと、似たようなことが起きます。

気づくとは、「自分の人生を自覚的に生きる」ということです。
自分で決めるということです。
自由にしても良い、不自由を選んでも良い、という状況で、自分で選択するということです。

僕は農業をしています。
みんなが——人口の8割が、農業をする必要がなくなったのは、機械化・肥料の改良・品種改良などが進んだからです。
やり方が変わったから、効率が80倍(実際にはもっと)になりました。
そして、79%の人が「農業をやらねばならん」という呪縛から解放されました。
だから僕は選ぶことができます。
江戸時代の農業も、現代の農業も、選ぶことができます。
機械を一切使わない江戸時代の農業を再現するのもいいし、現代の技術を集結させて効率よくするのもいいし、そのミックスでもいいでしょう。
自分で選べば良いのです。
選択の自由があるのです。

もっと言えば、選択するかしないかすら自由です。
気づいてもいいし、気づかなくてもいいです。
すべて自由です。
何も考えず、今まで通りに過ごすのも1つ。
自分で決めることを始めてみるのも1つ。
両方に良いところ、悪いところがあります。

何かを決めるということは、何かを捨てるということでもあります。
コインの表と裏に、同時に賭けることはできません。
心のままに、好きにするもよし、しないもよし。
今日もオールオーケーで、また明日です。

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