便利な未来か、人類総ウツか

書くことの重要性を改めて感じています。
今までは、書ける人は書いたらいいんじゃない、くらいに思っていました。
だけど、最近は考えを改めています。
みんな、書いたほうがいいかもしれません。

誰かに見せる文章でも、見せない文章でも。
文章の上手い下手は関係ありません。
紙に書いてもいいし、PCで書いてもいいです。
まぁ、紙に書くほうがオススメですけどもね。
ノートに日記とか、いいんじゃないでしょうか。

なぜ書くか。
内観と自己実現と言いましょうか。
自分の中を探求すること、自分の中にあるものを具現化して外に出すこと。
この両方を同時にできるのが、書くということです。

なぜ内観が必要なのでしょうか?
内観が必要なのは、今までも同じでした。
本当のことは、最後は自分の中にあります。
外に答えはありません。
それは昔から変わらない真理です。
だけど、なぜ急にそれが大事だと言い始めたのか。
それは時代の変化です。

時代の変化が急激に起ころうとしています。
今まで誰も経験したことのない変化です。
具体的には、何でも簡単にできるようになります。
思ったことができるようになります。
思考が現実化する時間がどんどん短縮されます。

皆さんご存じ、AIによる変化です。
そして、AIに続いて、人型ロボットが登場します。
どんな性能かは分かりませんが、年内には軽自動車程度の値段で発表がありそうです。

もはや人間にできることはありません、僕らにやるべきことはありません。
なんてことになっていきます。
極端に言えば、そういうことです。
それは喜ばしいことでしょうか?
どう感じますか?
今まで、あれをするべき、これをしないといけない。
そんなことばかりに追われてきました。
そういうことが、ほとんどなくなったらどうでしょうか。
楽でいいじゃん、って思うでしょうか?
どうですか? 考えてみてください。
そこにあるのは、便利で快適な生活か、それとも人類総ウツの世界か。

どういう世界を生きるか。
それを決めるのは自分です。
もはや社会や外部に決めてもらっては、行く道は決まってしまいます。

あまりにも自由になるのです。
でも、ほとんどの人は自由の意味を知りません。
自由に生きたことがありません。
残念ながら、やったことのないことは急にできません。
今までと比べて、あまりに自由すぎる世界についていけません。

今からでも全然遅くありません。
練習してください。
毎日、自分と少しの時間向き合って、自分の中にあるもやを言葉で形にしてください。
「自分」が少しずつ具現化されていきます。

もう何でもできる時代になるのです。
だけど、自分が何をしたいのかわからないなら、今まで自分がしてきたことは機械が全部やってくれます。
やってくれると表現するか、仕事を盗られたと表現するか、それは人それぞれです。
そしてそうなった後、僕らは何を始めるのでしょうか。
それを自分の中からすくい上げる能力が問われるのです。

そんなわけで、プチビジネス同好会や哲学ワークショップなるものをやっております。
ご興味ある方はどうぞ。

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