アナグマを捌いて食べる

今週は、
うちの納屋に出没していた
アナグマを捕まえて
食べました、って話です。

苦手な方は
スルーしてくださいませ。

 

ずっと屋根裏に
毎晩のように何かが
来てたんですよ。

ゴソゴソと
なんだかでかいのが
いるなぁ、みたいな。

それである日の朝、
納屋の戸をガラガラっと開けたら
スタコラと退散する
プリプリの後ろ姿を
目撃してしまったのでした。

それは想像したより
大きくて
ハクビシンかな
タヌキかな、
アナグマかな。。
と言う感じ。

その辺は区別がつきにくいので
昔からひっくるめて
ムジナとか言いますね。

 

さっそく小さい箱罠を
設置することにしました。

箱罠の餌は
今回は米ぬかです。

何日か罠の周りを
うろうろしている様子が
わかります。

さらに何日かして
罠の中に収まって
2度目のご対面となりました。

調べてみると
アナグマらしいです。

アナグマは美味しいと
聞いていましたので
友達に連絡して
すぐに処理することにします。

ちなみに
タヌキは臭くてダメらしいのです。

 

動物を肉にするときの
ファーストステップは
止め差しです。

要は殺すわけですが、
この方法で
味がぜんぜん違います。

魚の締め方に
技術があるのと同じです。

一番いいのは
心臓を槍で一差しして
生きたまま
血を抜いてしまうことです。

全身の血が
綺麗に抜けますから、
臭みも全くありません。

 

ただ、今回は
小さな罠を新調していて、
いつもの槍が隙間から
入らないのです。

それで手頃な
鉄の棒の先を矢尻にして
用意してあったんですが、
これもダメでした。

実は、、

動物の皮って
めちゃくちゃ硬いんです。

刺そうと思っても
刺さりません。

表面が傷ついて
切り傷程度にはなりますが、
致命傷には全然至りません。

ただいじめて
可哀想なだけ、という状態になります。

殺すなら
一瞬で殺したいのです。

 

クマなんかだと
警察官が持っているような
銃は全然効きませんからね。

はじいちゃいます。

野生動物ってそんな感じなんです。

 

そんなわけで仕方なく
別の方法で殺してから
処理することにしました。

内臓を取り出して、
体は昼まで川の水につけて
冷やしておきます。

その間に
内臓の処理をして
お昼に内臓を
焼いて食べたりします。

それから皮を剥ぎます。

アナグマは小さいですから
そんなに時間はかかりません。

そこそこ大きい猪になると
これが一日がかりで
音を上げたくなるくらい大変です。

そんな時は
暗くなる頃にやっと
全部お肉になります。

 

グロテスクとか
言われそうなことを
いろいろと書きましたが、、

要は肉を食べるって
めちゃくちゃ大変なんですよ。

普段、あまり気にせずに
お肉を食べてると思うのですが、
一度やってみたらわかります。

めちゃくちゃ大変ですから。

もちろん、プロの方は
段取りよく効率よく
さっさとお肉にするんでしょうけども。

そして当たり前ですが
全ての肉は
もともと動物です。

可哀想なことをするって
いつも思うんです。

 

でも、、
お肉食べると
これが美味しいんです。。

それで困っちゃうんですよ。

みなさんは
どう思うでしょうかね〜〜

 

 

 

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