兼業で田んぼをやる、という妄想

おはようございます〜
真冬の朝、布団でぬくぬくが
やめられまへん〜〜

ま、今日も雪かき
頼まれてるくらいだし
ゆっくり行きます〜

雪かきし放題!

 

土曜日はメルマガの日です。

今日配信のメルマガから
「しょぼい百姓への道」というコーナーを
紹介します。

 

 

今週は一番簡単な
田んぼのやり方について書きます。

たまにはいわゆる百姓的な話ですね。

 

一番簡単なのは
誰かに全部やってもらうってことです。

なんじゃそら〜って思いますか?

でも、そこから出発して
少しずつ自分でできる部分を
増やしていく、
というのはどうでしょうか。

経験のない人でも
無理なくできるかも〜と思うんですが。

まずは一般的な田んぼの作業が
どういうものがあるか、
その時に必要なものと併せて書いてみます。

* * * * *

まずは苗を作ります。

田植えを自分でやるなら
時期は遅れても構いません。
田植えも収穫も遅くなるだけです。

田植えを誰かにやってもらうなら
人間の都合に合わせる必要がありますね。
ビニールハウスが要ります。

育った苗を買うなら
この行程は要りません。

 

田んぼを田植えできるように準備します。
畦塗り、荒起こし、代かき、という行程です。

田んぼはプール状に水がたまります。
周りの堤防になるのが畦(あぜ)です。

畦はモグラやら蛇やら、
いろんな穴を空けますので
それを埋めて固めます。

トラクター+畦塗り機、
あるいは手作業です。
小さな田んぼなら手作業でも十分です。

田んぼに水を入れずに耕すのが「荒起こし」
水を入れながら耕すのが「代かき」です。

同時に肥料を入れたりもします。
地面を平らに水平にします。

トラクターか
小さい田んぼなら手押しの耕運機が要ります。
これを手作業でやるのは辛いでしょうね。
僕でもやりません。

機械を使うなら乗ってるだけ〜です。

 

田植えは田植機がガシャンガシャンと
勝手にやってくれます。
楽なもんです。

除草剤を同時に入れるなら
一番大変な初期除草は要りません。

無農薬でやりたいという人は多いですが
収量と自分の時間をそれなりに確保したいなら
除草剤を使うのも一つの手です。

田植え後は水管理ですね。
毎日見回れば一番いいでしょうけども、
除草剤を使うなら2、3日に一回でも問題ありません。

田んぼに水を張るのは
雑草対策という理由が一番大きいんです。

中干しと言って
水を田んぼから抜いたり、
肥料を追加したりもします。

僕はピロール米を作りたいので
ここでやっとピロール資材を蒔きます。

ピロール農法では
中干しは基本的にはしません。

中干しをするならついでに
溝も切ります。
田んぼに溝をつけることで
排水をよくします。

 

お盆の頃からは稲刈りに向けて、
水を張るのをやめて水を抜いていきます。

水を抜いてもしばらくは沼状になっています。
土が柔らかいと機械が入れません。

稲刈りはコンバインを使うと楽ですね。
稲刈りと同時に脱穀までしてくれます。

脱穀された籾(もみ)を
乾燥機に入れて乾燥させます。

乾燥してないと保存がききません。

あとは籾すりで玄米になります。
これで食べられる状態になりました。

くず米を取り除いたり、
色の悪いものを取り除いたり、もします。

玄米の状態で
保冷庫に保管します。

* * * * *

これが一般的な流れですが
僕の田んぼでは
なるべく工程と
必要なものを減らしています。

その辺りは実際にシーズンが来てから
少しずつ紹介することにします。

* * * * *

もしも、僕がサラリーマンで
先祖からの田んぼがあったら
どんな感じで兼業するかな、、
というのも考えてみます。

納屋の広さとか
どれくらいお金をかけられるか
田んぼの広さとか
いろいろな要因がありますから
一概には言えませんが。

ちょっとした妄想にお付き合いください。

 

やっぱりまずは
ほぼ全部やってもらう路線で考えますね。

フルタイムで働きながら
あれもこれもできませんし
機械を自分で用意するにもお金がかかります。

というわけで
生産組合にやってもらいます。

僕はピロール米にしたいので
ピロール資材くらいは自分で蒔きましょうかね。
動力散布機があるといいですね。
中古で1〜2万円で十分買えます。

田んぼに入れる肥やしは少なめにしてね、
と前もってリクエストしときましょう。

あとは稲刈り後に
他の米と混ざらないようにして欲しいですね。

他のピロール米じゃない田んぼの米と
混ざっちゃうと悲しいですね。

混ざっちゃうのは乾燥の行程です。
ここだけは混ざらないように
他の田んぼの米と一緒に作業しないように
「前もってきちんと確実に」
お願いしておく必要があります。

水回りの管理くらいは
自分でやってもいいかもしれません。

毎朝の散歩がてら
田んぼを見て歩くんですよ。

これは楽しいですしね、
稲がお百姓の足音を聞いて育つ
ってなんかいいでしょう。

毎日、田んぼの写真を撮って
ブログやSNSに上げたりとか、どうでしょう。

 

あとは全部お任せ、
細かいことに口出ししません。

除草剤とか、いわゆる農薬も
ピロール農法だと検出されることもありません。

減農薬くらいだと嬉しいナァくらい
一応リクエストはしておきましょうか。

使わないに越したことはありませんし
僕も全く使いませんが
使う側にも言い分や考えがあるはずです。

素人に口出しされるのは
ウザがられるかもしれません。

口出しするなら
全部自分でやってくださいと
言われる覚悟が要りますね。

収穫したピロール米は
一括で卸しちゃいます。

ピロール米なら
一般的な米よりも高く
買ってくれるでしょう。

周りの人には
一般的な市場価格よりも
安く譲ってあげられますね。

あとは米の保冷庫を納屋に置いて
自分たちが食べる一年分を玄米で保管します。

保冷庫は中古だとなかなか
タマ数が少ないですが5〜6万で行けるかな。

委託料や田んぼの面積によると思いますが
たぶん収支も合うんじゃないでしょうか。

これで我が家の主食は確保できます。
スーパーで米コーナーをスルーできます。

そして自分の田んぼで採れたと思って食べたら
そら〜〜旨いですよ〜!

* * * * *

そんな感じでもいいかもなぁ
なんて思いますが。

実家に田んぼがあるとか、
そんな方、いかがでしょうか。

 

 

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ではまた明日〜
いつもご訪問ありがとうございます。

 

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