知らないふりして生きていく

腹が減っては戦はできぬ〜

戦をするとますます
腹が減りますから
戦はしない方がいいですね。

世の中のことは
難しいから
僕にはよくわかりませんが。

ニュースも見ませんし
ネットの情報もなるべく見ません。

結局のところ
一隅を照らす生き方しか
できないように思うから、です。

僕が生きているのは
重箱の隅っこ、です。

遠い重箱の真ん中あたりなんて
知る由もありません。

隅っこくらいしか
見えないんです。

だから
見える範囲でなるべく
ポップでライトに明るく楽しく
生きていきたいと思ってますよ。

たまに、
そんな人がいたって
いいじゃないですか。

難しい問題は
そういうのが好きな人にお任せしますよ。

* * * * *

村上春樹の「ノルウェイの森」
だったかな。

緑という女の子の父親が
僕は好きなんです。

緑がちょっと変わった
そのお父さんのことを
回想するシーンがありました。

お父さんは
関東大震災のとき、
リアカーを川沿いで引いていたら
揺れに気づかなかったんですね。

家に帰ったら、
瓦が全部落ちていて
家族が柱にしがみついて震えていた。

それでやっと地震に
気づいたっていうんです。

お父さんに言わせると
二・二六事件も太平洋戦争も
そんな感じ。

そういうこともあったな、と。

ネジが1本抜けてるんです。

そんなお父さんが、
僕は好きなんですよ。

* * * * *

みんながみんな
ネジの抜けたような人だと
困りますけども。

たまにそんな人がいたって
いいじゃないですか。

僕には
僕の生活のことくらいしか
わかりません。

いや、
自分の田んぼや畑のことすら
わかってるようで、よくわからない。

他人の考えてることや
広い世界のことなんて、
わかりようもありません。

* * * * *

何にも知らないふりして
生きていくんです。

みんな、
「世界中の全員」がそうできたら
どんなにいいだろうか、と思います。

それぞれが
好きな生活、生き方を
「今」からするんです。

死ぬまで好きに生きて、
それでおしまい。

そんなのどうですか。

 

念のため、、

みんなでそんな生き方をしよう!
なんてことを
言うつもりはありません。

それぞれ、です。

 

 

* * * * *

 

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