見える、見えない水の流れ

興味深い記事を読みました。

https://wired.jp/article/the-designer-whos-trying-to-transform-your-city-into-a-sponge
都市の“スポンジ化”を提唱、世界的なランドスケープアーキテクトが語る気候変動への処方箋
/ WIRED.jp

こういう記事を読むと、
去年の暑い夏を思い出します。
今年の気候はどんな感じなんでしょうかね〜〜

去年は暑すぎて
ホンマにキツかったですから。
無理して外仕事をしていたら、
秋を過ぎて冬になっても、疲れが残りました。

気候変動には
いろいろな要因があるのでしょうが、
都市計画の中での水の扱いも
根本的に変えていく必要がありそうです。

そんなことが気温と関係あるの、
って思うかもしれませんけども…。

今は基本的に
余分な水は全部排水しちゃえ、
という考え方です。

U字溝やセメントで固めた川を
すごい勢いで水が流れていきます。

都市だけでなく、
山の中でも、農業用水も
全部同じです。

これが非常に問題なんです。

水を地中に溜めることができません。
逆に、セメントで固められた川には
地中から水が滲みだすことができません。

必要な分は流れちゃうし、
逆に、流れ出たい分は流れられない、のです。

目次

蛍がいなくなった

水のことを思うとき、
いつも思い出すことがあります。

僕の実家は
田んぼの中にポツンとありました。

夏は蛙の声がうるさくて、
慣れてない人は夜寝られないくらい。

そのころの田んぼは小さくて、
四角くない変な形ばかりでした。

田んぼに水を運ぶのは土の小川で、
そこには水草が生えて、
いろんな生き物がいました。

そんな環境で、
夏になると蛍が飛び交いました。
網を振ればそこに
蛍が何匹か入るくらいでした。

僕が小学一年の時、
田んぼを区画整理する工事が始まりました。

小さな田んぼを
大きくて四角い田んぼにするのです。

同時に農業用水の供給も
土の川からU字溝に切り替わり、
その年から蛍はゼロになりました。

水草も生えることのできないところに
生き物はほとんど住めないのでしょう。

無農薬よりも重要なこと

そんな経験がありましたから、
山の中で無農薬・無施肥で田んぼをしていても
いろいろ思うところがありました。

こんな山の中でも、
田んぼに運ばれてくる水は
セメントで固められた用水を通ってきます。

小さくて変な形の棚田を
上から順番に水が流れていきますが、
それを繋ぐのは塩ビ管です。

パッと見た感じは美しい光景ですが、
それだと生き物たちが避難できないのです。

無農薬だなんだと言っても、
もっと重要なことがあるように思っていました。

僕の実家の周りの田んぼでも
農薬は使っていたでしょうが、
一年で生き物がいなくなることはありませんでした。

だけど、U字溝が入った途端に
生き物がいなくなるわけですからね。

見えない部分に想いを馳せる

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最近では
土の中の見えない環境に注目する人が
増えています。

興味があれば、
ぜひ読んでみてください。

今から、一人でも、家の周りで
できることも一応あります。

実践して変化を感じることが
まず重要ではないか、とも思います。

ではまた明日〜
いつもご訪問ありがとうございます。

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