独立栄養微生物とはなんだ

ピロール農法が
簡単で誰でもできます、
って話を先週書きました。

土に混ぜるだけ〜

その土地にもともといる
シアノバクテリアが活発になって
豊かな微生物叢のトリガーになります。

 

今回は
シアノバクテリアの話。

シアノバクテリアは
独立栄養微生物、という話です。

 

独立栄養微生物、、

聞きなれない言葉かもしれません。

 

自分で
エネルギーを作り出せる
生物です。

 

独立栄養生物に対して、
僕ら人間や
ほぼ全ての動物、昆虫、微生物は
従属栄養生物。

自分でエネルギーを作れませんので
外部のものを食べて
エネルギーにします。

 

それに対して
シアノバクテリアは
自分で栄養を作り出します。

どうやって作るか?

光合成です。

太陽のエネルギーを
自分の活動エネルギーに
するわけです。

なんだか
便利ですね〜〜

太陽の光を浴びて
僕も光合成したい、、
とか思ったりしませんか。

そんなの僕だけですか。。

 

シアノバクテリアが
光合成することによって
起こることはいろいろあります。

その光合成によって
有機物を作ったりもして
他の微生物の餌になります。

 

また、光合成によって
土の中に酸素が供給されます。

根はまず第一に酸素を求めて
伸びます。

植物も人間と同じ、
命の順番は
酸素、水、栄養、です。

 

それから、
ある種類のシアノバクテリアは
粘性な物質を出して
土壌の団粒化を促します。

土が団粒化するとは
保水力を保ちつつ
水はけが良くなる、
いわゆるいい土になるってやつです。

 

窒素を固定する
シアノバクテリアもいます。

窒素は
植物の3大栄養素の一つ。

化成肥料にも入っていますが
その生産には
大きなエネルギーが必要です。

 

といろいろな働きがあります。

 

この中でも
特筆すべきは
酸素を出すってことです。

 

土に栄養が足りない、、
と思って肥やしを入れるでしょう。

そうすると
その肥やしを食べる=分解する、
のは従属栄養微生物たちです。

僕らと同じ、
何かを食べないと
生きていけない菌たちです。

 

従属栄養微生物は
肥やしを食べて分解して
自分のエネルギーにしますが
その時に必ず
「酸素を消費」して
二酸化炭素を出します。

それも僕らと同じです。

 

だから
土に肥やしを入れれば入れるほど
土の中は酸欠になるのです。

 

土の中が酸欠になると
根が健全に成長できません。

根が成長できないと
植物は育ちません。

命の順番は
酸素、水、栄養、ですから。

 

そこで、一般的には
土の中に酸素を供給するために
耕すわけです。

田んぼで言うと
中干し、と言う工程も
土の中に少しでも
酸素を供給する目的です。

 

でもシアノバクテリアが
活発にしていれば
土の中で酸素を供給してくれます。

ピロール農法で
畑の畝を
低くできるのも
畑が水浸しになっても
根腐れしなかったりするのも
田んぼの中干しがいらないのも
そういう理由があります。

 

 

酸素がないと
僕らは生きていけません。

植物も同じです。

だけど30数億年前、
この地球には
酸素がありませんでした。

地球上に酸素を供給したのが
独立栄養微生物の
シアノバクテリアです。

その後、酸素が豊富になって
地球は緑豊かな星になりました。

酸素が潤沢にある状態で
誕生した植物や生き物が
今、地球上では繁栄しています。

 

まず、シアノバクテリアが
先なんです。

光合成できる微生物は
他にもいますが、
酸素を出す独立栄養微生物は
シアノバクテリアだけです。

 

 

 

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