頭のリハビリ中・わかりやすいものを制作するための距離感

毎朝、少しずつ
ここに文章を書いています。

以前はほぼ毎日書いていました。

起きた瞬間から
ノートパソコンを開いて
キーボードをカタカタやります。

何も思い浮かばなくて書かない日もありますが、
大抵は何かしらキーボードを叩きます。

今日もそうやって頭を絞ります。

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リハビリ中

最近、文章を書くことから
遠ざかっていましたから、
今は頭のリハビリって感じです。

書けば書くほど、
頭の中が交通整理されて
情報が行き交うのが感じられるようになります。

その感覚、面白いですよ。

そんなことを、少しずつ思い出しています。

書かねばならんから書く、
という感じではない、というか。

散歩みたいなものでしょうか、
義務感でなく、気持ちいいから歩くって感じ。

自意識

久しぶりに書くと
どうも自意識過剰な感もあります。

こんなブログ、
そんなに読まれるものではないのです。

それなのに、
他人の目をどうも意識してしまいます。

そんなことも頭の片隅で思いながら
キーボードを叩きます。

それは自分の中を覗くような時間です。

推敲

ちなみに僕は文章を書いて
そのままアップすることはありません。

必ず、1日くらいは寝かせてからアップします。

ダーッと一気に書いて
翌日に一度推敲するのです。

なんじゃこりゃ、って部分が
必ずありますからね。

読みにくい、意味不明、
そんな部分を最小限だけ手直ししてから
アップします。

書いた瞬間はそういう問題点が
自分でわからないのです。

一日経つと、
何を書いたか、すでに覚えてないですから、
第三者的な目線に少し近くなります。

誰かがこの文章を読んだ時の印象に
近くなる感じでしょうか。

制作

僕は昔、音楽をいろいろやっていて、
その時にそういう技術を身につけました。

自分の作ったものに対する感じ方が、
自分と他者とでは全然違うのです。

要は、
自分の曲を自分ではめっちゃ良いと思っているのに、
他人からしたらそうでもない、
ということが多いってこと。

それは自分と制作物の距離が近過ぎるときに
よく起こる問題です。

制作物にベッタリだと、
第三者的な目線で見ることができません。

ダーッと制作作業をしたら、
必ず一旦忘れないといけないのです。

三日三晩、集中して作業を続けたとしても
できたものが見当はずれのどうしようもない駄作、
なんてことはしょっちゅう。

しかも、駄作だということに本人が気づくのは
半年、一年、三年も先のこと…
なんてことを何度も経験しました。

作っている間は
過去サイコーの素晴らしい作品だ〜って
思って思って思い込んでいて、
思い込んでいることにすら気づきません。

そうならないために、
何度でも、意識して
自分の作品から離れる必要があります。

一旦、忘れて、
他人のふりをして自分の作品に触れるんです。

百姓

だから、僕はいろんなことをするのが
性に合っているようなんです。

ちょこまかと
あっちにもこっちにも顔を出すのです。

こっちの仕事をしたと思ったら
次はすぐに違う仕事に取り掛かるのです。

一旦、忘れたいのです。

それは自分を俯瞰して見るための技、
みたいなものです、たぶん。

軽トラの窓を開けておくとニャンコが侵入します。
かわいいです!

ではまた明日〜
いつもご訪問ありがとうございます。

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