ピロール農法で
畑なんかやってる方は
もうピロール資材を
蒔いているかと思います。
今回は
ピロール農法が
誰でもどこでも
確実に効く理由、です。
誰かができたから、ウチでもできるとは限らない
日本は広〜いですから
気候、風土が全然違います。
南北にも長いですし、
標高も低いところ、高いところ、
いろいろです。
川沿いなのか、
海沿いなのか、
山沿いなのか、
土の質だって違います。
田んぼだったのか
畑だったのか
どんな風に
使われてきた土地か。
とにかくいろいろなわけです。
だから普通、〇〇農法は
誰かの土地では効果があるけど、
他の土地でも同じように効果があるかは
「わからない」のです。
同じやり方、同じ資材で
できるかどうかわかりません。
というより
同じにできないことの方が多いと
思った方がいいくらいです。
本を読んだり
YouTubeを見たりして
農法を勉強しても
参考にはなるけども
そのままのやり方では
なかなかうまく行かないわけです。
ピロール農法は誰でも一年目からオッケー!ってなんで?!
だけど、、
ピロール農法は
誰がどこの土地でやっても
大丈夫です。
これ、すごいことだと思いませんか。
しかも、
ほとんどの場合
一年目から
確実に効果が出ます。
そんな魔法のような農法、
他に聞いたことがありません。
僕もそんなことを
初めて聞いた時は
そんないい農法、ホンマにあるんかいな
と信じられませんでした。
だけど、その種明かしは
意外とシンプルです。
ピロール農法では
土壌のシアノバクテリアを
元気にします。
そのために
ピロール資材という肥やしを
使います。
ピロール資材は
A,B,Cの3種類が用意されています。
あなたの土地で
眠っているシアノバクテリアが
A,B,Cのどれが好みか
聞いてみるのです。
昔は4種類あったそうですが
改良が進んで
3種類でだいたい対応できるように
なったそうです。
ピロール資材は
土壌のミネラルのバランスを整えて
休眠しているシアノバクテリアを
元気にします。
シアノバクテリアが増えれば
ピロール農法の効果が出るんです。
前もって土壌試験をするのがスゴイ!
というわけで
前もってその土地の
土の試験をするんです。
僕が新しく
田んぼをスタートするとします。
その田んぼの土を採取して
3つの瓶に入れます。
さらに3つの瓶にそれぞれ
ピロール資材のA,B,Cを入れます。
これで田んぼの土に
どの資材が好みか
聞く準備ができました。
水を入れて
田んぼを模した状態にして、
温度をかけ光を当てます。
1ヶ月ほどで土が
赤くなったり
緑くなったりと
反応が出ます。
その反応が
シアノバクテリアです。
反応が出た資材を使えば、
必ず効果が出ます。
例えば
資材Aで反応が出たなら
僕は田んぼに資材Aを使うわけです。
瓶の中で実験済みですから
田んぼでも実際に
シアノバクテリアが元気になります。
その証拠に
できた米も1年目から
弱アルカリ性で高ミネラルの
ピロール米になります。
ピロール米は毎年
中身の成分を検査して、
その結果が30年以上
蓄積されているんです。
ピロール米として
販売されているお米は
「全て」そうです。
その土地に昔から住む菌を元気にする
この土の試験はシンプルで
しかも間違いないのです。
試験は会社の方で
やってくれます。
自分でやってみるのも
楽しいかもしれません。
シアノバクテリアは
世界中にいろんな種類がいて
その土地、その土地の
シアノバクテリアは違います。
ピロール資材に
なにか菌が入っているわけではありません。
人間の腸内と同じで
外から入った菌が
急に住み着くことはあまりないようです。
外から来たものは
異物ですから排除されます。
その土地に昔からいる菌たちを
元気にするのが重要なんです。
ピロール農法は
データだらけ、エビデンスだらけの
世にも珍しい農法です。
もちろん
土の中のこと、植物のことは
まだまだわからないことだらけです。
でも
見えない菌の世界、
土の中、そこで育つ植物、
それを食べる人間のこと。
はっきりとわからない世界だからこそ
どこかで思い込みが
働いている可能性ってありますから。
きちんとデータで
示してくれるピロール農法を
僕は面白いと感じるんです。
ではまた明日〜
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