30億年前から

ピロール農法っていうのは
とっても面白いですねぇ…

つくづくそう思いますよ。

ある部分が面白いと思っていても、
そのうちに別の角度から見ても面白いことに気づくのです。
それは、あまりにも多角的で複雑で。

だけど、いろんな話を一度にすると、
複雑すぎて、わけわからない、理解できない、
という人も大勢いるでしょうね。

いや、僕もそうでしたから。

だから、
ピロール農法ってなんですが??
なんて聞かれると、
ピロール資材を撒くと、いろいろとエエ感じになるんですよ…
とか口走っちゃうのです。

目次

シアノバクテリアが作った世界

30億年前にシアノバクテリアが地球に現れたせいで、
地球の環境はとんでもなく変化しました。

大気中の酸素がめっちゃ増えたんです。

それまでの地球には
酸素は全然ありませんでした。

だから、生きている微生物も
嫌気性の微生物ばかり。

嫌気性の微生物って
酸素があると生きていけない、
酸素が毒になるような微生物です。

だから、地球上で酸素が増えたことは
大事件だったでしょう。
ま、何億年もかけてゆっくりと起きた事件ですが。

嫌気性の微生物にとって
酸素は毒ですから、
毒が増えちゃったら困ります。

その代わりに現れたのが
酸素をエネルギー源として活用する微生物、
好気性の微生物です。

そんな好気性微生物が優位の世界になってから
植物や動物や僕ら人間も生まれました。

今日の地球環境の礎は
シアノバクテリアが出した酸素だったわけです。

シアノバクテリアはどこにでもいる

そんなわけでシアノバクテリアはどこにでもいます。

海の底から土の中から、空の上まで。

火山の溶岩が冷えて、
その表面に最初に住み着くのも
シアノバクテリア、なんだそうです。

あらゆる場所にいろんなシアノバクテリアが
住んでいます。

わかっているだけで1500種類以上の
シアノバクテリアがいるそうです。

いや〜〜なんだかすごいですねぇ…

そんなシアノバクテリアについて
想いを馳せることになる、
ピロール農法なのでした。

清水から湧く水を飲んでます

ではまた明日〜
いつもご訪問ありがとうございます。

目次