シアノバクテリアの季節感

今年の畑、田んぼは
いかがでしたか。

ピロール農法で
初めてやってみたって方も
結構いるみたいで。

 

今週はピロールの畑をするときの
コツをちょっとだけ。

畑にピロール資材を撒くときには
ちょっとポイントがあるんです。

それは温度と水分。

 

畑にピロール資材を撒いて
土にすき込みます。

それで土の中を
シアノバクテリアが
活発になる状態にします。

だけど、もう一つ必要なのが
温度と水分です。

発酵なんかで
菌を増やすとき、
温度と湿度が重要って
パターンは多いですね。

それと同じでしょうか。

 

だから今から冬に向かう
この時期に路地の畑は
地温も下がっていますから
ピロール資材をすき込んでも
あんまり効きません。

来年の準備、ってことで
ピロール資材を入れたくなるんですが。

春になって
温度が上がってからで大丈夫です。

 

菌って
条件さえ揃えば
すぐに増えるんですよ。

夏場に煮物とか
ほんの2、3時間で
痛むときありますよね。

それって
菌にとってのいい条件が
たまたま揃っちゃった時なんですね。

なるべく
それに近い時を狙うってことです。

 

もう一つ必要なのが
水分です。

これはシアノバクテリアが
活動するときに
光と水と二酸化炭素を
使って光合成するからです。

水がないと
これまた活動できないのです。

なので、できるだけ
水分を保持できるような感じが
より良いです。

うちは山手で
土の湿度は高いです。

なので、
そんなに気にするほどでも
ないのですが、
夏場なんかは
これでもかってくらいの量で
切りわらを畝に敷き詰めて
土が乾燥しないようにします。

平野部の砂地の畑なんかは
乾燥しやすいですから
その辺りを考慮した方が
いいでしょうね。

 

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