おはようございます〜
いや〜〜春ですねぇ。
昨日は今年の田んぼの準備。
まずは種もみの用意、
選別、湯温消毒、浸種(しんしゅ)です。
今年から小さな田んぼに挑戦するしんちゃんが
写真をたくさん撮ってくれたので
豊富な写真で紹介しますね。
まずは選別です

これをすると春が来たな、、って感じですよ〜〜




まずはタネの中から
良いものだけを選びます。
良いものとは、
大きくてパンパンでご立派なやつ。
イマイチなものは
未成熟、スカスカ、なもの。
要は、軽いタネを取り除く
って感じです。
一般的には塩水選(えんすいせん)と言って
塩水で選別しますが、
僕はただの水でします。



濃い塩水だと、軽い種が浮きやすくなるわけです。
死海にプカプカと浮いて本を読んでる人みたいな、、
塩水選をするかは、
品種や米にも寄るかも。










これで、選別はオーケー!
簡単です。
いつもはこれで終わり、
あとは清水(しょうず)に漬けておきますが
今年はもうひと手間やります。
湯温消毒もやってみる



去年、病気が出ちゃったので種もみの消毒をします。
普通は田んぼで病気が出るとめっちゃ怒られる(たぶん)のでお気をつけください。
種もみを60℃の水に10分間つけると
大抵の病気はカビや細菌が不活性化する、
ということですね。






種もみの袋を上下に揺らしながら
60℃の温度をキープします。
58℃でも59℃でもなく
60℃で10分間!



いつもは適当な僕ですが、
ここだけはきっちりやります。
すぐに冷まして、清水へレッツゴー
さあ、10分が終わりました。








このまま種蒔きまで
水に漬けておきます。
酸素が必要みたいで、
こういう流れのあるところに
漬けれるなら一番良いです。
一般的には
水温の積算温度100℃、
(例:水温12℃なら9日間で積算温度108℃)
そのあと、芽出し。
芽出しは
30℃ちょっとの温度で
24時間〜48時間、
という工程です。
ただ、田植えの日程を
シビアに調整する必要のない
小さな田んぼ、自給農なら
高温の芽出し工程は省略したほうが
失敗がありません。
無理に芽を出させると
時期が早かったりしますから。
種まき後の冷害の影響を受けます。
=対策が必要
=めんどくさい
となります。
あ、ここの清水は水温が低いので
積算温度に加算せず、
1ヶ月でもほったらかしでOK!
水温12℃くらいでも1ヶ月
漬けておいても大丈夫という話も
聞いたことがあります。



なるべく楽するのが
しょぼい百姓・むらも流であります
YouTubeにもアップしときます
後日アップしますね。
ではまた明日〜
いつもご訪問ありがとうございます。