ズボラな人向け!稲の種もみ準備「選別・消毒・浸種」

おはようございます〜

いや〜〜春ですねぇ。

昨日は今年の田んぼの準備。

まずは種もみの用意、
選別、湯温消毒、浸種(しんしゅ)です。

今年から小さな田んぼに挑戦するしんちゃんが
写真をたくさん撮ってくれたので
豊富な写真で紹介しますね。

目次

まずは選別です

むらも

これをすると春が来たな、、って感じですよ〜〜

ゴソゴソ、、
去年のお米の一部を取っておいて種もみにします

まずはタネの中から
良いものだけを選びます。

良いものとは、
大きくてパンパンでご立派なやつ。

イマイチなものは
未成熟、スカスカ、なもの。

要は、軽いタネを取り除く
って感じです。

一般的には塩水選(えんすいせん)と言って
塩水で選別しますが、
僕はただの水でします。

むらも

濃い塩水だと、軽い種が浮きやすくなるわけです。
死海にプカプカと浮いて本を読んでる人みたいな、、

塩水選をするかは、
品種や米にも寄るかも。

バケツに水、種もみを投入します
浮いてるのがスカスカな米、と判断します
水をぐるっとかき混ぜて浮いてくるのをザルですくって捨てる
残った良い種もみをザルにあげます
ネット袋に小分けにします。ケチってパンパンに入れないようにします。

これで、選別はオーケー!
簡単です。

いつもはこれで終わり、
あとは清水(しょうず)に漬けておきますが
今年はもうひと手間やります。

湯温消毒もやってみる

むらも

去年、病気が出ちゃったので種もみの消毒をします。
普通は田んぼで病気が出るとめっちゃ怒られる(たぶん)のでお気をつけください。

種もみを60℃の水に10分間つけると
大抵の病気はカビや細菌が不活性化する、
ということですね。

お湯を沸かします
60℃になったら種もみを投入!
満面の笑みですが、この10分間は地味にめんどくさい

種もみの袋を上下に揺らしながら
60℃の温度をキープします。

58℃でも59℃でもなく
60℃で10分間!

むらも

いつもは適当な僕ですが、
ここだけはきっちりやります。

すぐに冷まして、清水へレッツゴー

さあ、10分が終わりました。

すぐに冷水で冷まします
近所の清水へ来ました
水がずっと出てます、たぶん飲めると思う
種もみをドボンと水に漬けます

このまま種蒔きまで
水に漬けておきます。

酸素が必要みたいで、
こういう流れのあるところに
漬けれるなら一番良いです。

一般的には
水温の積算温度100℃、
(例:水温12℃なら9日間で積算温度108℃)
そのあと、芽出し。

芽出しは
30℃ちょっとの温度で
24時間〜48時間、
という工程です。

ただ、田植えの日程を
シビアに調整する必要のない
小さな田んぼ、自給農なら
高温の芽出し工程は省略したほうが
失敗がありません。

無理に芽を出させると
時期が早かったりしますから。

種まき後の冷害の影響を受けます。
=対策が必要
=めんどくさい
となります。

あ、ここの清水は水温が低いので
積算温度に加算せず、
1ヶ月でもほったらかしでOK!

水温12℃くらいでも1ヶ月
漬けておいても大丈夫という話も
聞いたことがあります。

むらも

なるべく楽するのが
しょぼい百姓・むらも流であります

YouTubeにもアップしときます

後日アップしますね。

ではまた明日〜
いつもご訪問ありがとうございます。

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