『君の根は。』観てきました

おはようございます〜

『君の根は。』観てきましたよ〜

いろんな人たちが
失われた大地を再生すべく
奮闘しております。

みんな楽しそうな雰囲気。

素晴らしいですね。

アメリカやケニヤ、あとどこだったかな?

いろんな場所での事例が
紹介されています。

 

農業は地域や気候で
全然違います。

アメリカはその短い歴史で
大地をボロボロにしてしまったってこと。

日本はアメリカと比べて
桁違いに長い歴史を持っていますが
大地はそこまで荒れていません。

日本には
砂漠とかありませんよね。

日本人がもともと
やっていた農業のやり方は
持続性が担保されているのです。

もともと、というのは
江戸時代以前と言っていいでしょう。

明治になると少しずつ
欧米から現代農業が入ってきます。

現代農業に対するアンチテーゼとして
自然農、有機農業なんかも生まれます。

それよりも前の日本の農業に
注目する必要があって
それに近いのがピロール農法なんじゃないの、
って思うわけです。

 

エジプトもメソポタミアも黄河も
文明のあった場所には
砂漠が広がっています。

農耕で土地を耕して
土砂が流出して
作物のできない土地に
なっていったのでしょうか。

最後は食べ物が
足りなくなって争いが起こって
誰も住めない土地に
なっていくのです。

 

農耕に使えるのは
地球の表面の20センチと
言われています。

その20センチの土が
失われると
作物は何もできなくなります。

そして、失われるのは
あっという間ですが
再生には時間がかかります。

新しい土が1センチできるのに
百年かかるという人もいれば
千年かかるという人もいます。

 

足元に当たり前にある土がなかったら
僕たちは生きていけないのです。

そんなことに
興味を持ってもらうには
すごくいい映画だと思います。

 

あと、そうそう、
文化NGOナマケモノ倶楽部
というところが供給元になっているんですが
上映会のシステムが凄すぎます。

普通、上映会をするのに
4、5万くらいはかかるわけですよ。

それがなんと!

お客さんの人数×500円で
上映できちゃうのです。

この映画をたくさんの人に
上映してもらって観てほしい!
という思いが感じられます。

そのシステムも相まって、
上映会を開催するのは
そんなに大変なことではありませんし
ご興味のある方は
ぜひ問い合わせてみてください。

内輪の小さな上映会で
いいのですよ。

 

文化NGOナマケモノ倶楽部
https://www.sloth.gr.jp/

 

 

映画「君の根は。大地再生にいどむ人びと」上映会が小松であります。

 

11/26(土)10時半〜、13時半〜
参加費800円 上映時間 約90分
多世代交流施設 しあわせのいえ

 

ではまた明日〜
いつもご訪問ありがとうございます。

 

目次