ピロール米は
美味しい上に栄養価も高いわけです。
逆に言えば
栄養価の高いものって
美味しく感じるわけです。
今の自分の体に
必要なものを
欲しているってことです。
本来はね。。。
しかし悲しいかな、
現代人の感性は
そういうことを感じ取れなく
なっています。
美味しい、というと
テレビのグルメ番組的な
やつばかり。
美味しい〜〜
絶品〜〜
とか言って
行列を作ってますね。
砂糖と塩気と油と旨味、
あとは歯触りと見た目、
それだけで
絶品〜〜は作れますよ。
その時その時の自分に
必要な栄養価なんて
そこになくてもね。
ピロール米の始まりは
福井でお殿様に献上していたお米、
「お引取り米」です。
特別に美味しい米が
穫れる田んぼがある、と。
なぜだかわからないが
そこで穫れる米が美味い。
そしてその田んぼの土は
赤くなるんですね。
この赤いのは一体なんだ、
というのがピロール農法の始まりです。
お殿様は
いいもの食べてたんですね。
それから研究が進んで
赤くなる土が
シアノバクテリアによってである、
そこで育った米の
栄養価が高くて弱アルカリ性、
というのがわかったのは
だいぶ後の話です。
なんだか美味いのは
米の中身が違ったから、
なんですね。
栄養価の高いものを
美味しく感じる。
これがもともとの
人間の感性、なんでしょう。
ちなみに
環境悪化によって
実際に田んぼの土が
赤くなることは
現在ピロール農法をしていても
もうほぼ無いとのことです。
瓶の中で試験すれば
赤くなることもありますけどね。
今の世界の環境は
僕らが思っている以上に
悪いのかもしれません。
そんなわけで
ピロール米を毎日食べていたら
現代人が失ってしまった感性を
取り戻すことができるかもしれませんよ〜
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