自然という言葉の甘い響き

大自然の中で
僕らは生きているわけです。

それは
都会にいたって
山奥にいたって
同じことです。

大自然の循環の中で
生きています。

動物だけじゃなくて
植物ももちろん同じですね。

田んぼや畑を見ていると
いろいろと思うところがあります。

 

僕は自然が良いって
ずっと思ってたんです。

例えば
病気も自然で
何かしら必要なことで
生活に厳しい環境も
何かしら必要なことで、
それが
「自然」なんだと
思ってたんですよ。

 

でも、、最近は
自然って一体なんだろうって
感じるんです。

自然なら
なんでも良いのか。。

 

そう言うことを考えるときに
なぜかついて回るのがもう一つ、
おしんみたいな世界観。

清く貧しい、
苦労はいいこと、
みたいに思ってしまう。

そう言う価値観って
割とどうでもいいよな〜とか
思いつつも
どこかにこびりついて
離れないみたいで。

 

例えば、、小さい頃に
食べるものに困るような
生活っていいでしょうか。

病弱に育って
大人になっても
病気がちで
好きなことをするにも
一苦労で、、

嫌な人がいて、
いじめられて。。

 

あ、これ、
人間のことじゃなくて
田んぼや畑のこと、です。

自然農、自然栽培的な
厳しい環境で強く育てる、
みたいな感じです。

それで、強く育つなら
それもいいけども。。

 

 

もう一つ思い出すのは
逝きし世の面影/渡辺 京二著
という本です。

昔の日本人の姿が
外国人の残した書物によって
まとめられています。

 

そこには
子供を溺愛した
日本人の姿が描かれています。

全ては
子供が中心で
甘やかし、
欲しいものはなんでも買ってやり
と言うような世界です。

そんな光景が
当時の外国人の目には
奇異にうつったようです。

もちろん、
そうできないような
貧しい地域もあったわけですが。。

 

 

子供を大事にするのは
当然と思いますが、
その大事にする仕方が
いろいろあるんでしょうね。

あえて厳しい環境を用意するか、
それとも豊かな環境を用意するか。

 

田んぼや畑の作物を
子供と思うなら
どちらがいいでしょうか。

栄養満点、いい人がいっぱい、
豊かな土壌で
スクスク育てるか。

貧しい、嫌な人がいる、、
厳しい土壌で
力強く育てるか。

どちらを「自然」と
感じるでしょうか。

 

これ、
自然栽培と
慣行栽培のこと、です。

どちらがいいか、ではなくて
それぞれが選ぶ必要があるように思うんです。

 

 

ピロール農法の「ピ」
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美味しくて、元気、作物の中身が違う。
誰でも簡単にできて、地域や田畑を選ばず、1年目からできる。
持続性もあって、環境にも良くて、肥やしも安い。
そんな魔法のようなピロール農法のこと、少しずつお勉強しましょう。

 

いや〜
畑も楽しいですね。

僕、去年まで
家の前で
不耕起栽培の畑を
ずっとやってたんです。

やってたって言っても
チャレンジしていただけで
収穫できたりできなかったりで。

一般的にはそういうのって
やっている、とは
言わないのかもしれませんね。

 

不耕起栽培の
自然農チックな畑でした。

これが
全然できないんですよ。

初めの年はできたかな。

その後は
年を重ねるごとに
できなくなって。

マ〜そのうちに
できるようになるといいな〜
とか思って何年かやってたわけです。

種を蒔いても
発芽すらしない、
発芽しても消える、
苗買ってきて植えても
大きくならない。

みたいな感じだったかな。

イチジクなんかも弱くて。

 

今年は
新しく畑を少し借りまして。

そちらでは
ごく普通にピロール農法で
やっております。

耕して、
畝を立てて
ピロール資材をすき込んで。

 

これがね〜〜
めちゃくちゃ良くできるんですよ。

もうサイコーなんですよ。

 

なんでも
タネまけば大体できるんだね〜

苗買ってきて植えたら
ほぼオールオーケーじゃないですか。

こんなに簡単なんだね〜〜

これは楽しいわ、
みんなが畑にハマるの、
わかりますわ。

 

もちろん、
葉物なんかは
虫に食われたりとかありますから、
全部が全部、
できるわけじゃありません。

でも
あの不耕起の畑と
比べたら天国と地獄??
のように感じてきます。

ここはパラダイスですか、、と。

 

周りは
何十年も畑をやっている
ベテランのじーちゃんばーちゃん。

草一本ない
ピッカピカの畑に
囲まれて
僕のズボラな畑は
もじゃもじゃに茂っています。

どうしてそんなに適当で
むらもさん、できてるの〜〜
みたいに言われたりしますよ。

あ〜なんでですかね〜〜
とか言ったりして。

田舎では
パワーバランスとか
色々ありますから、
下手にピロールすごいんすよ〜〜
とか言ってはいけません。

聞かれれば適当に
答えますよ。

有機の肥料なんです〜とか
石灰とかも入ってるから
これさえ入れとけばOKなんですよ、とか
適当にね。

 

あら、何を言いたかったのだっけ、
ま、とにかくピロール農法の畑、
とっても楽しいですから
機会があればぜひ一度
お試しくださいませ〜〜

 

 

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