「お正月から縁起でもない？！」2022/1/1（土）
僕の大好きな歌で
大瀧詠一の「びんぼう」という曲がありまして。。
って縁起でもない？
本当にびんぼうになっちゃうよって？
YouTubeでカバーしてますので
観ていただいた方も
いらっしゃると思います。
これが、
ライブでやると大抵ウケるんですよ。
で、僕のキャラと
マッチし過ぎるのか、
みんな、僕の歌だと思ってるんですよ〜〜
いやいや、
大瀧詠一先生の曲です。
ウルフルズがカバーしてて、
カラオケにも入ってるんですよ。
結婚式のパーティでも
歌ったことがあります。
一応、何度も断りましたが、
どうしても、ということで、
親戚一同の前で熱唱しました。
びんぼう〜♪ びんぼう〜♪
と繰り返しますから、
ずいぶんインパクトのある曲です。
それだけで笑っちゃうんですが、
僕はこの曲の歌詞が大好きなんですよ。
今週は、
新年からこの縁起でもないこの曲を
むらも流に解説させていただきたいと思います。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
びんぼう ｜ 大瀧詠一
汗だくになっていくら頑張ってみても
判でおしたようにいつでも決まってびんぼう
ぼくはびんぼう
びんぼう びんぼう ひまなし
宝クジ 買って10時
あたって余った金がザクザク
だけどびんぼう どうしてもびんぼう
びんぼう びんぼう ひまだらけ
パンとラーメン やめてニクニク
食べるモリモリ だけどびんぼう
やっぱりびんぼう
びんぼう びんぼう きりなし
という歌詞なんですが。。
フフフ、なんだかもう笑っちゃうのは
僕だけですか。
僕流に勝手に解説してみます。
まず、歌詞の一番は
汗水垂らして毎日毎日働けども
全然楽にならない様子でしょうか。
これはなかなかつらい状態ですね。
昔のブルースでもよく聴く風景です。
これはまさに、びんぼう、という感じ。
そして、これって
現代もそうなんじゃないの〜って
そんな気もしています。
そして二番。
宝くじを朝から売り場に並んで買ったら
なんと、当たっちゃったみたいですね。
そして、いくら使っても
お金がタンマリ、ザクザク。
だけども、びんぼう、なんですって。
お金がタンマリ、でもびんぼう。
しかも、ひまだらけ。
お金がいくらでもあるのに、びんぼう、
とは一体どういうことでしょう。
びんぼう、ひまだらけ。
これも結構つらい状況なのかもしれません。
最後の三番。
パンとラーメンをやめて、肉肉。
パンとラーメンも美味しいですが
そんなに食べたいものでは
なかったんでしょうか。
本当はお肉を
たくさん食べたかったんですね。
だから、余った金にまかせて
肉をたらふく食べて食べて、、
でも、それでもびんぼう、なんですって。
これも一体どういうことでしょうか。。
宝くじが当たって
ずっとやりたかったことを
実現したのに。。
どうでしょう。
意外と味わい深いじゃありませんか。
お金があっても、びんぼうを感じる。
やりたかったことをやっても、びんぼうを感じる。
これは哀しいですね〜
もしかすると、
びんぼうっていうのはお金と関係ない？
ずっとやりたかったことって
本当にやりたかったことではない？
あれだけ食べたかったお肉を
いくらでも食べられるようになったところで
何も変わらなかったみたいですね。
そして、
なんでそんなに食べたい食べたいと
思ってたんでしょうか。
誰かがそれを売りたくて
お肉、ステーキなんかを食べると
幸せになれるって
真実のように吹き込まれてただけ、だったりして。
それを真に受けて
〇〇をすれば幸せになれるんだ、
そのためにお金が必要なんだ、
って思ってたんでしょうか。
もちろん、お肉は比喩ですよ。
お金は便利ですよね、そりゃ〜
不幸を回避できるかもしれません。
でも、本当の幸せはお金とは別なのかな
というところですね。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
新年早々、すいませんね〜〜
いや、お金は嫌いじゃありませんけども。
むしろ、好きですよ。
もらったら嬉しいですよ〜〜フフフ。
このメルマガ、
年中こんな話が続くかもしれませんが
それでもよければ、
ぜひおつきあい下さいませ〜〜
では、今年もみなさま、
よろしくお願いいたします。
記念すべき？１回目は、、
2022年1月1日のメルマガです。
この直前まで有料メルマガを書いてたんですが、
3ヶ月で挫折しまして、無料メルマガにした１回目。
有料メルマガって、ホントしんどくて。
僕には無理かな〜と思いました。
有料メルマガだから、
クローズドな空間になって
好きなことが書けるかと思ったけど、
逆に忖度して書けなくなる僕の性格なのでした。
無料メルマガは楽しく書いてましたね。。
やりたいことってなんだ
やりたいことをやりなさい、
って話をよく聞きますが、
そのやりたいことって、
本当にそうなんでしょうか。
自分の中の一つ一つを
覗き込んで精査する必要があるように思うのです。
そのやりたいことは
どこから来たんでしょうか。
そう言えば、最近こんな記事を読みました。
ムヒカ元大統領のインタービュー記事です。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/qa/2024/02/06/37265.html
“世界一貧しい大統領” が語る「真の幸せ」とは？
「多くのものを必要とする者が貧しいのだ。
多くを求めれば人生の時間はいくらあっても足りなくなる」
だそうです。
びんぼうという歌が好きすぎて
カバーしています。
ダハハハハ〜〜
大瀧詠一曰く、
本当の貧乏人にはこんな曲は書けない、
ってどこかで読んだような。。
ではまた明日〜
いつもご訪問ありがとうございます。
