豊かで不便な生活

みんな、便利な生活を求めます。

それはなんでかって言うと、
実は豊かじゃないからです。

例えば、、

朝の時間、なるべく時間をかけないようにする。
会社の行き帰りの移動はなるべく早く行けるようにする。
ボタン1つで暖房をつけ、食事を用意します。
スイッチを押しに行くことをやめてリモコンで操作します。

いろんなことを便利にしたいっていうのは、
実は豊かではないから。

僕たちには見えない足かせがたくさんついていて、
便利にタイパ、コスパを追求しないと
生きていけないことになっているのです。

* * * * * 

逆に、不便な生活っていうのは
豊かでないとできません。

今、不便なことをわざわざしようと思うと、
お金が余計にかかったりします。

飛行機で行けば早いところを
船でゆっく〜り行っても良いわけです。
クルージングです。

車で行けば早いところを
ゆっくり馬車で行っても良いわけです。

スーパーに行けばお肉が売ってるのに、
わざわざ鉄砲担いでハンティングです。

なんだかラグジュアリーな感じじゃないですか?
そんなこと、生活にゆとりがないとできません。

アウトドアが流行っているらしいですが、
今すごく不便な避難所生活をしている人に
週末気晴らしにキャンプに行こうなんてこと、
言えるわけがありません。

それは生活にゆとりがない状態だから、です。

* * * * * 

ところで、僕は山の中で
どちらかと言えば不便な生活をしているわけです。
本人はさほど、そう思ってもいませんけども。

いろんな人から
そんなとこに住んで大丈夫なの、
みたいなことを昔は言われましたねぇ。

それは自慢じゃありませんが、
ゆとりがあるからなんです。

そして僕の場合、たっぷりお金を稼いで、
そのゆとりを実現したわけじゃありません。

その逆なんです。

なんだよそれ〜って人は
イナコメを読んでみると面白いかもしれませんね。

ま、本の宣伝でした。

なんか長いっすね〜〜

ではまた明日〜
いつもご訪問ありがとうございます。

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