なんでピロール農法って言うの?

ピロール農法って
なんでピロール農法って
名前なんでしょうか。

すごくわかりにくくないですか。

 

土の中で
シアノバクテリアを増やすのだから
シアノバクテリア農法とか
藍藻(らんそう)農法とか、
そんな名前の方が
わかりやすいような気がしませんか。

 

でも
ピロール農法という
名前をつけたのです。

 

その意味って
なんでしょうか。

 

 

ピロールって
循環って意味です。

ザックリと、
むらも流の理解ですけども。

 

この世界は循環です。

僕らも循環の一部です。

微生物が
何かを食べて
排出して
増殖したり
減っていったり
しますよね。

僕らも
そういう意味では
微生物と別に変わりません。

僕もあなたも、です。

 

この世界は
そうやって生と死が
有機物も無機物も
植物も動物も鉱物も
命がある、ないも
全然関係なく
渾然一体となって
ただ循環してるわけです。

 

その循環に逆らうような生き方は
辛いです。

川の流れに
立ち向かうような
向かい風に
立ち向かうような
辛い生き方に見えます。

 

 

ピロールという物質も
循環しています。

そして
ピロールは僕らの大事な
血液の素になります。

植物にとって大事な
葉緑素の素になります。

僕ら『動植物』の健康にとって
最重要な物質なんです。

 

それが近年の
環境悪化によって
循環が滞っています。

酸性雨は今でも年々
ひどくなっています。

その影響で
土の中の菌たちの生態が
変わってしまったんです。

 

もともと、
ピロールを循環させるのに
土の中で重要な役割を
果たしていたのが
シアノバクテリアでした。

環境悪化で
そのシアノバクテリアには
辛い土中環境になっているんです。

 

 

というわけで
シアノバクテリアにもう一度
活躍していただけるような
土の状態に戻す、
というのがまず大事です。

そうすると
ピロールが循環を
再開できるってことです。

そんな環境でできた作物は
なんだか美味しくて
中身の成分を調べてみたら
びっくりするような
数字が出ちゃうわけです。

 

 

ピロールの循環が
滞っている現代において
もう一度
その循環を促すために
シアノバクテリアを
元気にする農法、
ってことでしょうか。

 

そして
そんなことを
知ってか知らずか
日本人はずっとやってきました。

だから
ピロール農法は
ぽっと出てきた
新しい農法ではないのです。

 

むらも流の解説でした。

 

 

 

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